2013-01-01から1年間の記事一覧
梅田ガーデンシネマやシネ・リーブル梅田に行くのは、 天気がよければ、ほぼ自転車で、いつも駐輪場を利用している。 新梅田シティ敷地内の南東角にあり、 今のところ満車だったこともないので、便利。 昨年くらいに設置されたのかな。 レンタサイクルもして…
梅田ガーデンシネマの「きっと、うまくいく」最終上映へ。 立見でどうにか入場し、通路に座りこんでの鑑賞はややきつかったけど、 どっと沸く場面が何度もあってライブ感たっぷりで、もう満腹! この作品を見て、インド映画のイメージが変わった。 歌や踊り…
夏至のころに咲き始めていた、ハスの池 を再び訪れた。 立秋のころになると、まだ咲いている花はあっても 全体には散り初め。 ふと足元を見ると、散ったばかりと思われる花びらを発見した。 「散りれんげ」。お粥や炒飯やスープをすくう、あの陶製スプーンの…
8月4日にシネ・リーブル梅田で開催された、 「フラッシュバックメモリーズ」DVD発売記念 舞台挨拶つき3D上映会に参加した。 映画「フラッシュバックメモリーズ」は、ディジュリドゥのアーティスト GOMAが今を生きる証をつづったドキュメンタリー。 交通事故…
湯木美術館で開催中の「吉兆庵湯木貞一の茶事 涼の茶道具と朝茶」展、 後半の二期へ。 昭和30年7月28日に大阪の高麗橋吉兆で催した、 朝茶の茶会記をもとに、道具組が再現されている。 「朝茶」とは、夏ならではの茶事。 まだ暑さがマシな早朝から始め、日…
今朝自宅を出発してすぐに、ポツッときた。 これくらいなら平気だろうと、かまわず自転車を走らせた。 それがいけなかった。 またたく間にザーッと雨が本降りになり、 正面を向いてペダルを漕げなくなってきた。 以前の失敗もあり……、今回はあきらめて一駅先…
東洋陶磁美術館にはめずらしく、ガラスをメインにした展覧会。 第二次世界大戦後に大きな発展を遂げた、フィンランド・デザインの ガラスと陶磁器約150点を展示、 フィンランド国立ガラス美術館の所蔵品を中心に構成されていた。 フィンランド・デザインでま…
「画家が絵を描くように、文筆家が文章を書くように、 実際に走ることによって、はじめて作品として完成する」と、 作家の國府理はいう。 國府理は、自動車、自転車などの乗り物をモチーフとして、 大型の立体作品を発表しているアーティスト。 この展覧会で…
万博公園の早朝観蓮会に行ってみた。 お目当ては、「象鼻杯」という、 蓮の葉から茎に流し込んだお酒を飲む趣向。 とはいえ出遅れたため、試飲はすでに終了。 残念。またの機会に。 気を取り直して、はす池を見学。 スイレンとハスが、どちらも見ごろだった…
そばちょこをメインに、藍と白の作品を集めた展覧会。 タイトルの「BLUE & WHITE 」とは、白地に呉須(ごす)で模様を描いた染付(そめつけ)を指す言葉だ。 今回セレクトされたそばちょこは、ほとんどが古伊万里と呼ばれる江戸時代の伊万里焼。 佐賀県の有…
少し前に、煎茶道のお稽古を見学する機会があった。 すると、ふだん接している抹茶道との違いに目が行った。 それは、タイム感というかリズムが違うこと。 煎茶道のその流派では、一煎目の玉露(ぎょくろ)をいただいてから、 お菓子を食べ、二煎目を味わう…
今朝、初めてセミが鳴いているのを聞いた。 今年の初鳴き。 まだ蝉しぐれには遠く、シーシー鳴く感じが弱々しかった。 もしかしたら、これまで気づかなかっただけかもしれない。 まあ、よしとしよう。 「セミの初鳴き」について、今まで考えたことなかったけ…
本編を 終えてエンドロールも流れた後、 観客から拍手が起こった‼ 初めは後ろの方からパチパチとあり、つられて劇場全体で拍手が起こる。 こんな経験は初めて。 ここはインドか!? ほぼ3時間、間延びせずにグイグイ引っぱりこまれる映画だった。 舞台は、エ…
小津安二郎特集の三本目は、「淑女と髭」。 1931年製作の無声映画だ。 ほっぺた一面に生やした無精すぎるヒゲのせいで、 就職も恋もうまくいかない大学生の岡嶋が主人公。 男爵家である親友の妹の誕生パーティーに行っては その風貌から煙たがられ、 就職試…
シネ・ヌーヴォで開催中の特集上映「生誕110年・没後50年 小津安二郎の世界」、 「東京物語」に続いて見に行ったのが「お早う」。 高度経済成長のまっただ中。 大人と子どもの日常をスケッチしたような、1959年製作の映画。 舞台は東京郊外の新興住宅地で、 …
杉本恭一さんの「アコギな夜」ツアーの大阪公演日。 マネージャー まんぢゅうさんのツイートで、 当日券を若干数発売と知ったのが午後4時30分過ぎ。 急いで身支度して、自転車で会場へ向かった。 会場は、大阪のjanus Dining。 前売り券ソールドアウトの状況…
動かしがたい現実のまっただ中にあって、 それでも家族の情が伝わってくる映画。 今も家族が北朝鮮に暮らす、ヤン・ヨンヒ監督の実体験をもとにした「かぞくのくに」。 1959年から20数年間にわたり、 在日コリアンの北朝鮮への集団移住「帰国事業」がすすめ…
世界の映画監督が絶賛する名作、「東京物語」。 これまでスクリーンで見たことがなかったので見に出かけた。 1953年夏。 子どもたちに会うために広島・尾道から上京する老夫婦の平山周吉・とみ夫妻。 東京には町医者の長男・幸一、美容院を営む長女の志げ、…
レピッシュ特集があるというので、初めて『キーボード・マガジン』を購入した。 ノスタルジーにとどまらない、昨年の熱いライブにまいった出戻りファンなので。 特集はどどーんと14ページ! もフィーチャー。 天国に召されたキーボーディスト 上田現ちゃんと…
梅田で駐輪場に困っている自転車乗りのみなさんに朗報! かもしれない。 遅ればせながら自転車で訪れた「グランフロント大阪」の駐輪場が、 思いのほかよかったのでレポート。 駐輪場をもとめて駅前ビル周辺や四ツ橋沿い、御堂筋沿いなどを グルグル回った…
先週、NHKテレビ「サラメシ」を見ていたら「ソラメシ」族が増えている、 と紹介 されていた。 「ソラメシ」とは、青空の下、外で昼ごはんを食べることを指すのだという。 それなら私も「時々ソラメシ派」だ。 ベンチがあってそれほど混雑していないスポット…
二十四節気の一つ、太陽の中心が夏至点を通過する「夏至」のころ。 北半球では昼が最も長くなる日。 三日間ほど降り続いた雨が、夕方になってようやく止んだ。 夏至は一昨日だったが雨続きで屋内に閉じこもっていたので、 思い立って、大阪造幣局の対岸にあ…
大河ドラマとかでは決して描かれない、 でも濃密でボリュームたっぷりな、女の人生を紡ぐ小説。 『ラブレス』=愛のない、北海道の開拓小屋で生まれ育った百合江は、 中学を卒業後すぐ奉公に出され、昭和26年、16歳で旅芸人の一座に飛び込む。 そこから始ま…
週に一回、お茶のお稽古に通いだして5年ほどになる。 その空間にいると、日常の些事から開放されて、 お茶の世界に集中できる。 集中するとスイッチが切り替わってリフレッシュでき、 新たな気持ちで日常へ戻れる。 それが自分にとってお稽古に通う、最大の…
“東洋美術の殿堂”と称される、アメリカのボストン美術館。海外にある日本美術コレクションでは、世界に類を見ないボリュームとクオリティを誇り、今展では、仏像や仏画、絵巻や近世絵画70点を展示。 会期終了を前に大混雑の会場で、それでもしっかり見るこ…
「女性のための“大人のおもちゃ”誕生秘話」というコピーを見た時は、 この映画を見たいとは思わなかった。 でも、見た人の反応がよかったので行ってみたら、よい意味で予想を裏切られた。実は骨太なテーマも流れる。実話にもとづくラブ•コメディ。 「大人の…
今を生きる映画監督のなかで、いちばん好きなケン ・ローチ。 40年以上にわたるキャリアの中で、イギリスで最大のヒット作だそうなので 見ないわけにはいかない。 それが「天使の分け前(原題:Angel's Share)」だ。 ケン・ローチ作品は、社会の底辺で生き…
湯木美術館の「茶の湯の漆器ー利休と不昧(ふまい)のデザイン」を訪れた。 この展覧会では、茶の湯で使用される漆芸品を中心に展示。 茶の湯の漆器は、千利休などの茶人や大名たちが 自ら「好んだ=デザインした」塗物の茶道具の登場により、16世紀に大きく…
當麻寺にある塔頭「中之坊」へ。本堂は中将(ちゅうじょう)姫が剃髪した授戒堂で、建物は桃山時代の再建。中将姫の守り本尊である十一面観音が本尊で、女性の守り本尊としても信仰されているという。 中之坊は、4月から5月にかけて、ボタンの名所でもあ…
奈良国立博物館(以下、奈良博)の「當麻寺展」に続いて、 本家というのか當麻寺へ初参拝。 展覧会と連動した企画が二つ、6月2日まで行われている。 一つは、本堂•金堂•講堂をLEDの明るい照明で拝観できること。 もう一つは、国宝•梵鐘の特別公開。 まず、…