なずなノート

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「杉本恭一 アコギな夜 〜2013旅〜」大阪公演へ

  杉本恭一さんの「アコギな夜」ツアーの大阪公演日。

マネージャー まんぢゅうさんのツイートで、

当日券を若干数発売と知ったのが午後4時30分過ぎ。

急いで身支度して、自転車で会場へ向かった。

会場は、大阪のjanus Dining。

 

  前売り券ソールドアウトの状況でどうにか当日券を入手できて、開演ギリギリに会場に着席。

 

 ステージを中心に、四分の一にカットしたケーキの円周? みたいな感じで椅子が並べられている。

最後尾に座っても、ステージ近い。

満席のお客さんは百人くらいか。

 

 ニール・ヤングの「After the Goldrush」とともに、恭一さんが登場!

 

アナラーズの曲、上田現ちゃんの曲、恭一さんの曲、アンジーの水戸さんの曲と、

一人で弾き語り。

途中、キーボードの奥野真哉さんも加わって4曲演奏。

終始リラックスムードで、和やかなよいライブだった。

 

 覚えている曲名は、恭一さんの「えんとつ」、

レピッシュから「回送電車」、現ちゃんの「僕の思いは目的もなく月に刺さる」くらいかな。

 

タイトル存じあげないものでは、

「ちょうちょの指輪」が出てくるのや「丸い月を見に行こう」という歌詞のナンバー、

「雪の降らない街に鈴を鳴らす 風の吹かない街で歌を唄う」といった歌詞の曲、

最後の曲「また来るよ」と出てくる曲などが印象に残っている。

 

ベースや打楽器のパートもギター一本で奏でる

 恭一さんが弾き語りする姿を見ながら、

恭一さんがソロ活動をするのは、自身の物語を表現したいからなのかもと思った。

そこがレピッシュとは違うんだろうなあ。

 どちらも応援したい。

 

 現ちゃんの「僕の思いは〜」の時に思ったこと。

曲が演奏されることで、現ちゃんの曲や思いは生き続ける一方で、

現ちゃんの曲を演奏することで演奏する側、たとえば今日だったら恭一さんも、

きっと現ちゃんとつながっているんだろうな。

 

そう伝わる恭一さんの熱唱だった。こちらにも迫るものがあった。

 

 奥野さんとの親しみのある会話や、

ガツンとささる奥野さんのピアノ、

合間にはさまれる恭一さんのお話と、

見どころ聴きどころがいっぱい。

 25周年DVDにも収録の「パーティ」を思わせる、視覚的な演出もあった。

 

 恭一さんの阪神への愛、先生に「いい声」と言われたという歯医者での話、

40代半ばから歴史ファンになった話、

現ちゃんソロ1stアルバム制作時のバブリーなエピソードなど、

たくさん笑わせてもらった。

あっという間の2時間だった。

 

 ものすごーくダラダラと無為に過ごしていた土曜日。

無駄に一日が終わってしまう、引きこもりパターンに陥りそうな時に、

外に出るきっかけができたことに感謝。

それで出かけた先で、恭一さんの音楽に出会えて、

よい一日になって、これまた感謝。

 

 

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