なずなノート

お茶や暮らし、映画、日々の発見をぼつぼつと、ぶつぶつと

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ライブでイヤープロテクターを使ってみた

先週、久しぶりにライブに行くのに際し、 ウエブで話題になっていたイヤープロテクターなるものを買ってみた。 ライブで耳を壊さないための耳栓である。 近くの楽器店で買い求めた際、お店のお姉さんが 「初めは違和感があるので、つける練習をしてみるとい…

と、と、と、とっと歩く鳥

お昼時、外でお弁当を食べる「ソラメシ」が習慣になると、ちょっとくらいの雨でも傘と敷物を持って外に出たくなる。少し前の肌寒い日の昼どき、雨がぱらつき始めたころ、お弁当スポットには先客が誰もいなかった。するとやって来た。鳥だ。無防備に悠々と歩…

街なかの木陰

バラが見頃を迎えた。 ひとときの華やぎが満開で中之島公園、靱(うつぼ)公園ともに大にぎわい。 大阪市内の街なかにいると、どちらも自転車圏なんだけど、 足が向くのは靱公園が多い。 きょう訪れて、なぜかがわかった。 きっと靱公園の方が大きな木が多…

「ライブは一期一会」レピッシュライブ2015.5.22 BIG CAT

レピッシュの久しぶりのライブは、攻めの姿勢だったと思う。 2015年5月22日、大阪BIG CATで行われた LA-PPISCH の「What's the difference?」。 2012年の25周年ツアーや、2013年1度きりの マグミさんの50歳バースデーライブでは演奏していない曲を たくさん…

ヤァヤァヤァ!3年ぶりに大阪にやって来る!

ライブの数日前からゾワゾワしていた。特別なバンドのライブ。久しぶりの感覚を戸惑いながら、かみしめている。 きょうどんな曲を聞きたいかなー。 ONE TWO SKA リックサック イージンサンカラダカラダいや、何でも大歓迎。 大阪へようこそ。 レピッシュの音…

小満のころ

きょうは二十四節気の「小満(しょうまん)」。 春に咲いた桜や桃、梅の実が実をつけ始めるころ。「小」はほぼ、「満」は満足の意。 小満の名は、万物が次第に満ちてくることに由来するのだそう。 木々の緑は日々濃くなり、麦の穂が大きくなってくる時期。 …

遠足の前日のような

6年ぶりに開かれるという、お笑い芸人の独演会に出かけることになった。ライブを見に行く予定もいくつか。久しぶりにあの空間にいられるのだと想像すると、気分が盛り上がる。この感覚は何かに似ていると頭を巡らせていると、思い出した。遠足の前日のワク…

青葉雨のころ

ビルのガラス越しに見える川沿いの木々がいっそう緑濃く映えた今日。青々とした葉に降りかかる雨を「青葉雨(あおばあめ)」と表現すると季語集に見つけた。市場では、そら豆やえんどう豆が出揃い、ひときわ緑鮮やか。新玉ねぎは宮崎や長崎といった九州産が…

「茶の湯釜の文様」

「茶の湯釜の文様」大西清右衛門美術館の平成27年春季企画展 後期千家十職の釜師・大西家に伝わる茶の湯釜のうち、文様に着目した展覧会。茶会を開くことを「釜をかける」と表現したりもするように、釜は茶の湯の席で最初から最後までその場にある。茶釜があ…

新茶を一杯

今年初めての新茶は、歩き疲れた身に、すーっと染みた。老舗のお茶屋さんで展開しているテイクアウトのお茶を初めて買ってみた。緑茶、ほうじ茶に加えて宇治の新茶もあったので、新茶を選んだ。注文が入ってからお茶を淹れてくれるのが当たり前のことながら…

ツバメ来るころ

選挙活動がヒートアップする大阪市を逃げ出すように 京都へ向かうと、今日は最高気温30.5℃を記録する真夏日だった。 三条大橋を渡りきって、動くものがあって何となく見上げると、ツバメだった。 軒にはツバメの巣。今年もツバメが来る季節がやって来た。 1…

ポモドーロテクニックなるもの

仕事術についてのウエブで見つけた「ポモドーロテクニック」というもの。 なんでも短時間ずつ作業して集中力を維持するという仕事術らしい。大まかには25分で一区切りつけ5分休むのを一単位として、それを繰り返すシステムのようだ。集中しているつもりで長…

最近の失敗

きょう自転車で走っていたら、知らない人から追い抜かれざまに 「ストールが挟(はさ)まってますよ」と教えてもらった。 後輪を見ると、確かにストールがからまっていた。 何となくスピードが出ないと感じながら走っていたのだった。 仕事終わりに急須に入…

「組むたのしみ」テーマとのつながりは、さまざま

藤田美術館の展覧会「組むたのしみ」では、 所蔵品をどのように組み合わせるかというおもしろさを 教えてもらった。 訪れた土曜日だったので、学芸員が20分ほど展示について 解説してくださったので、「なるほどー」と思えるところが 多くあった。その覚え書…

「組むたのしみ」春夏秋冬の道具組み

藤田美術館で開催の展覧会「組むたのしみ」。2000点以上の所蔵品から、春夏秋冬にあわせた茶道具を取り揃え、道具を選ぶ楽しみ、味わいを提案する。春はひな祭りから始まり、端午の節句。夏は涼しげな瀧の図や舟、魚がモチーフの道具。秋は月見にちなんだあ…

風炉の季節が到来

5月になって茶の湯では「風炉(ふろ)」のお点前が始まった。 秋冬のしつらえ「炉」から、「風炉」へ。 畳をくり抜いた囲炉裏のようなところに茶釜を置く 「炉」は、客から見て火が近くに感じられる。 一方で「風炉」は、畳の上に炉と茶釜を置き、 客から火…

立夏のころ

二十四節気の「立夏」が過ぎ、暦の上では夏がやって来た。 春分と夏至のちょうど真ん中あたり。 数日前は八十八夜でもあり、春の新茶が出回るころ。 薫風に誘われ公園を訪れてみると、 早くもバラが見頃を迎えていた。 先月通りがかったときは、全然咲いてい…

映画『あっちゃん』見て笑って泣いた

あっちゃん。50歳男性、独身。ピエロのメイクをしたパンクロッカーに、親しみを込めてそう呼びたくなる。2014年にバンド「ニューロティカ」が結成30周年を迎えたのを機に制作された映画『あっちゃん』。30年間続けた唯一のオリジナルメンバーであり、ヴォー…

原節子主演作品『お嬢さん乾杯』

60年以上も前に作られた映画を今も見られて、しかも笑い声で盛り上がる場内に立ち会えるのは、なかなか貴重な機会であった。シネ・ヌーヴォの「銀幕デビューから八十年女優 原節子のすべて」特集で上映された戦後の風刺コメディの傑作『お嬢さん乾杯』。原…