なずなノート

お茶や暮らし、映画、日々の発見をぼつぼつと、ぶつぶつと

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

便利だった、グランフロント大阪「うめきた広場駐輪場」

梅田で駐輪場に困っている自転車乗りのみなさんに朗報! かもしれない。 遅ればせながら自転車で訪れた「グランフロント大阪」の駐輪場が、 思いのほかよかったのでレポート。 駐輪場をもとめて駅前ビル周辺や四ツ橋沿い、御堂筋沿いなどを グルグル回った…

最近のソラメシ

先週、NHKテレビ「サラメシ」を見ていたら「ソラメシ」族が増えている、 と紹介 されていた。 「ソラメシ」とは、青空の下、外で昼ごはんを食べることを指すのだという。 それなら私も「時々ソラメシ派」だ。 ベンチがあってそれほど混雑していないスポット…

【夏至のころ】蓮の花咲く池

二十四節気の一つ、太陽の中心が夏至点を通過する「夏至」のころ。 北半球では昼が最も長くなる日。 三日間ほど降り続いた雨が、夕方になってようやく止んだ。 夏至は一昨日だったが雨続きで屋内に閉じこもっていたので、 思い立って、大阪造幣局の対岸にあ…

『ラブレス』(桜木紫乃著/新潮社)流れのままに生きる女の一生

大河ドラマとかでは決して描かれない、 でも濃密でボリュームたっぷりな、女の人生を紡ぐ小説。 『ラブレス』=愛のない、北海道の開拓小屋で生まれ育った百合江は、 中学を卒業後すぐ奉公に出され、昭和26年、16歳で旅芸人の一座に飛び込む。 そこから始ま…

週に一度通う、茶道お稽古の効能

週に一回、お茶のお稽古に通いだして5年ほどになる。 その空間にいると、日常の些事から開放されて、 お茶の世界に集中できる。 集中するとスイッチが切り替わってリフレッシュでき、 新たな気持ちで日常へ戻れる。 それが自分にとってお稽古に通う、最大の…

人波をかき分けて「ボストン美術館 日本美術の至宝」大阪市立美術館へ

“東洋美術の殿堂”と称される、アメリカのボストン美術館。海外にある日本美術コレクションでは、世界に類を見ないボリュームとクオリティを誇り、今展では、仏像や仏画、絵巻や近世絵画70点を展示。 会期終了を前に大混雑の会場で、それでもしっかり見るこ…

かっこいい女性が時代を切り開く映画「ヒステリア」

「女性のための“大人のおもちゃ”誕生秘話」というコピーを見た時は、 この映画を見たいとは思わなかった。 でも、見た人の反応がよかったので行ってみたら、よい意味で予想を裏切られた。実は骨太なテーマも流れる。実話にもとづくラブ•コメディ。 「大人の…

「天使の分け前」ー ケン•ローチ監督にめずらしい痛快!な映画

今を生きる映画監督のなかで、いちばん好きなケン ・ローチ。 40年以上にわたるキャリアの中で、イギリスで最大のヒット作だそうなので 見ないわけにはいかない。 それが「天使の分け前(原題:Angel's Share)」だ。 ケン・ローチ作品は、社会の底辺で生き…

「茶の湯の漆器―利休と不昧のデザイン―」湯木美術館平成25年春季特別展

湯木美術館の「茶の湯の漆器ー利休と不昧(ふまい)のデザイン」を訪れた。 この展覧会では、茶の湯で使用される漆芸品を中心に展示。 茶の湯の漆器は、千利休などの茶人や大名たちが 自ら「好んだ=デザインした」塗物の茶道具の登場により、16世紀に大きく…

花もだんごもー「當麻寺」その2ー

當麻寺にある塔頭「中之坊」へ。本堂は中将(ちゅうじょう)姫が剃髪した授戒堂で、建物は桃山時代の再建。中将姫の守り本尊である十一面観音が本尊で、女性の守り本尊としても信仰されているという。 中之坊は、4月から5月にかけて、ボタンの名所でもあ…