花もだんごもー「當麻寺」その2ー
當麻寺にある塔頭「中之坊」へ。
本堂は中将(ちゅうじょう)姫が剃髪した授戒堂で、
建物は桃山時代の再建。
中将姫の守り本尊である十一面観音が本尊で、
女性の守り本尊としても信仰されているという。
中之坊は、4月から5月にかけて、ボタンの名所でもある。
その時期は外れているが、境内には季節の花が咲いていた。
お庭をぐるっと一周する間に、たくさんの花に出合えた。
花の名前が書いた札も結構あって、勉強になるので花のメモ。
上の画像は、白と紫色が清楚な「ヤマホロシ」。
ちょうど時季でもあり、いろんな種類のあじさいが咲いていた。
なかでも気になったのは、さわやかな「柏葉アジサイ」。
赤いフサフサしたのは花なのかな?
ユニークな風貌なのが「キンポウジュ」。
名前はわからないけど、
色もかたちも凛とした花もいいなあ。
「花より団子」な身としては、
花を愛でた後は、もちろん団子タイム!
書院でお抹茶をいただいた。
お菓子は「牡丹落雁」。
帰り道、駅のそばの餅屋さんでも
草餅で一服。
4月から5月に一年間使う分のヨモギを収穫するそうで、
ヨモギの香りがすがすがしい。
そのお店の中庭にもアジサイ。
テーブルの真ん中に飾られていて、ひときわ目を引いた。
こちらは、おまけ。
もりもり剪定 された中之坊の木。
かたちがちょっとおもしろい。