なずなノート

お茶や暮らし、映画、日々の発見をぼつぼつと、ぶつぶつと

舞台

松竹座で二月大歌舞伎を観るの記

『中村翫雀改め 四代目中村鴈治郎襲名披露二月大歌舞伎』昼の部を、松竹座で観る機会があった。初心者であっても舞台の華やかさはしっかり楽しめた。イヤホンガイドを借りると情景を説明してくれることもあり、特にわかりやすかったのは、踊りである。かつ…

松竹座で観劇そしてお昼ごはん

松竹座を訪れる機会があった。 目的は歌舞伎見物。初心者としては演目のことを調べるべきかもしれないけれど、 まず気になるのは、幕間の休憩時間30分のうちに食べるお昼ごはんのこと。 昼の部は午前11時から午後3時30分までのプログラムなので、 どうしたっ…

大阪で10年ぶりの野外公演、維新派「透視図」

2014年秋、10年ぶりに大阪で上演された維新派の公演「透視図」。 維新派は、大阪を拠点にイギリスやイタリア、オーストラリアや ブラジルといった海外でも公演している劇団である。 「喋らない台詞、歌わない音楽、踊らない踊り=ジャンジャンオペラ」を コ…

能舞台の空間

能舞台には幕がなかった。 何もないところに演者や囃子方、地謡が入り、演目が行われる。 舞台を見て左側に伸びる廊下「橋掛り」を演者が通る入場や退場も見せ場となる。 これは何か似ていると考えたら、茶の湯だった。 道具を一つあるいは二つずつ運び入れ…

二回目の能楽堂へ

能は室町時代の文化の「圧縮ファイル」のようなものなのかなと、 能の舞台を観る機会があったときに思った。 能は確か2回目。まったくのシロウトである。 今回の演目は「景清(かげきよ)」。 世阿弥の作。 あらかじめ解説をいただけたのでたすかった。 舞台…