なずなノート

お茶や暮らし、映画、日々の発見をぼつぼつと、ぶつぶつと

「ライブは一期一会」レピッシュライブ2015.5.22 BIG CAT

 レピッシュの久しぶりのライブは、攻めの姿勢だったと思う。
 
2015年5月22日、大阪BIG CATで行われた
LA-PPISCH「What's the difference?」。
 
2012年の25周年ツアーや、2013年1度きりの
マグミさんの50歳バースデーライブでは演奏していない曲を
たくさん披露してくれた。
大阪と川崎、2回のライブのために準備したことを察すると、何とも贅沢。
 
デビューから28年。
2015年の今日もレピッシュの音楽が鳴らされている。
この上なくしあわせな時間だった。
 
オリジナルメンバーのマグミ、杉本恭一、tatsuに加えて、
サポートメンバーである増井朗人、矢野一成、奥野真哉。
みなさん一人ひとりが個々でも活躍している人たちで、
全員集まると、ほんと音の圧がすごい。六人の侍である。
 
「こんな変態な音楽は、間違いなくこの六人じゃないとできない」。
そうマグミさんが言ってた。確かに。
メンバーはもちろんなんだけど、このチームがすごいのは、
サポートのみなさんが、もう単なるサポートでなく
ものすごく気合いを入れて参加していることだと思う。
 
上田現ちゃん亡きあとも、しっかり現ちゃんとレピッシュの音楽が生きている。
そこに立ち会えるのが何ともうれしい。
 
今回のライブでは6人全員が話していた。
なかでもベースのタツさんが話すのを初めて聞けた‼
 
マグミさんが「タツはなかなか笑わない」と話すと、
「何かおもしろいことを言ってくれたら笑う」とか答えていたかな。
その後のメンバー紹介で「等々力達」っていうところを
マグミさんが噛んでしまったのもご愛嬌。
 
「これからもメジャーな道を歩くことはないだろうけど、
君たちの人生の重要なポイントになっていれば、それでいい」。
マグミさんが言った。
 
その言葉を時間が経ってから反すうしている。
バンドの心意気、しかと受け止めた。
一週間後の川崎チッタのライブにだって行く。
マグミさんのMCにもあったけど、「ライブは一期一会」
ということを存在で示すバンドだから。
 

f:id:chakurai:20150524004955j:plain