なずなノート

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レピッシュ・ウイークの9日間

5月最後の一週間は嵐のように過ぎた。

レピッシュのライブが2回あった。

 

LA-PPISCH ライブ「What's the difference?」

BIG CAT(大阪) 2015年5月22日(金)

クラブチッタ(川崎)2015年5月30日(土)

 

1年8か月ぶりとなるライブが短い間隔で2回行われたものだから、

その間の9日間、もっというならその1週間くらい前からは、

ゾワゾワと気もそぞろという感じが続いた。

 

大阪でのライブから川崎までの間は、大阪の熱気を思い出しつつ

翌週への期待もあり、でも日常のこまごましたことをこなし、

ライブが始まってほしいけど終わってほしくないから始まってほしくない。

みたいな訳のわからない日々を過ごした。

 

大阪から川崎への間に髪の毛をカットしたとおぼしき

マグミさんとタツさんを見たときに、

みなさんもそれぞれ濃い一週間を過ごされたのかなと思った。

 

クラブチッタではいろんなことがありすぎて

まだ頭が整理できていないけれど、日常にまだ着地しきれていない、

ふわふわとした余韻のなか、思い出している光景がある。

 

チッタ終演後、床にはたくさんの紙吹雪が散らばっていた。

一枚一枚をチェックしながら集める方々がいて、その輪に入る。

 

1センチ四方ほどの紙片には、バンドのライブやリリース日なんかが記されていた。

 「I LOVE(ほんとはハートマーク) La-ppisch」「上田現 1991.6.21 コリアンドル」

「1991.1.1 ハーメルン」……。

先週のライブ「What's the difference?」と書かれた紙や、桜をかたどった紙片も。

 

何だかじーんとした。

前方で見ていたので紙吹雪がどのように撒かれたのかは知らないのだけど、

きっとひらひらときれいだったんだろう。

ライブを前に夜なべして作った方を思った。

 

拾い集めた紙吹雪は、フライヤーにはさんで大阪まで持ち帰った。

 

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