なずなノート

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「最高の土曜日に最高の祭り」レピッシュライブ2015.5.30 クラブチッタ

 

 ライブ中に地震が起きた。

こういうのって「伝説のライブ」というのかな。ちょっと違うかな。

 

2015年5月30日、川崎のクラブチッタで行われた

LA-PPISCHの「What's the difference?」。

 

曲順やあれやこれやはほとんど覚えていない。とりとめのない覚え書き。

 

3時間近くのライブが一瞬のできごとに思えるほど、

「光と音の洪水」(©「パーティ」)に身をまかせた

楽しい感覚が残っているだけのような。

いや本当に音はもちろんのこと照明も最高だった。

 

おじさんたち、ってMAGUMIさんが自ら言っていたけれど、

おじさんたちの本気は、かっこいい。

 

オリジナルメンバーのマグミ、杉本恭一、tatsuに加えて

サポートメンバーの増井朗人、矢野一成、奥野真哉の6人。

さらに空から参戦したはずの上田現ちゃんと、

レピッシュのリズムの礎を築いた雪好さん。

 

「紆余曲折ありながらも、なかなかいいバンドです」。

バンドが始まってから30年くらい経て、マグミさんからそんな言葉が出てくるなんて。

意味するところまで理解はできなくとも、その言葉をかみしめる。

 

そうそう、大阪で初めてタツさんが話すところを聞けたんだけど、

続いての川崎でも!

 

タツさんがサンダルをはきクールビズだという話をマグミさんがしていると、

「話題がないんだったら、無理矢理話さなくても」とか話していたかな。

 

下手側で見ていると、そのエリアにいる3人、タツさん、奥野さん、矢野さんが

顔を見合わせて笑っているところも拝見できたりして、結構なツボだったりもする。

それは25周年DVD「25th Anniversary Tour 六人の侍」でもちらっと確認できる。

 

 

地震が起こったのは、アンコールのときだったか。

人の波に揺られていたので地震は感じなかったものの、客電がついたんだったかな。

チッタの天井にある星とミラーボールが大きく揺れていた。

 

「ここは振動でダメになって建て替えた場所だから、確実に安全だ。

君たちが踊っているときの方が、もっと揺れてるぞ」。

マグミさんがそんなふうに話すと、妙に安心感があった。

 

いつもならメンバー紹介のときに現ちゃんのことも言うところが

今回はなかったので、現ちゃんのいたずらか、

はたまたご加護によりライブが最後まで行われたのか。

 

「最高の土曜日に最高の祭りにしましょう!」。

そんなことを最初のMCでMAGUMIさんが話していたような気がする。

 

5月最後の一週間の感じは何かに似ている、と自分でも気になっていて、

行きの新幹線で「これって祭りかも」と思っていたのだった。

祭りだから駆けつけて、わっしょいって盛り上げたいし、盛り上がりたい。

 

年に一度は行われる祭りとは違って、今度いつ開かれるのかはわからないのが

心苦しいところだけど。次の祭りを楽しみにしていよう。

  

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