今さらながらレピッシュ2012.11.22メモ
レピッシュの25周年ツアー「六人の侍」DVD発売が、3月20日に迫った。
あんなに密度の濃いライブに立ち会えて
しかも映像でまたあのひとときに出合えるなんて、ほんと有り難い。感謝。
ライブ翌日、東京から大阪への新幹線車中で書いた、
主にマグミさんのMCのメモが出てきたので
ブログにアップしておきます。
断片ですが。
予習というか、DVDを見た時に
「ここでこんな話があったんだ」とか
チェックできたらいいなと思って。
.......
「ライブを見られてうれしい」とか「終わるのが寂しい」とが混在した空気のなか始まって早々、
奥野さんの言葉がよかった。
「僕もみんなと同じで、レピッシュのこと めっちゃ好きなんすよ」。
そうそう、とめっちゃ納得。
TATSUさんは、大阪のライブのとき以上に、
ベースラインに響かないギリギリのところまで
体を揺らしながら演奏していた。
そんなTATSUさんを
「出会った頃は、美少年と言われていて、それから27、28年か。最高のベーシスト」とマグミさんが紹介。
「 増井くんは同い年で気やすい。お腹がすくと機嫌が悪くなる」とマグミさん。
すると、増井さんは「もう空いてる」。
これは大阪でのことだったかな?
20周年からサポートする矢野さんについては
「バンドはリズムがカギやけど、
この5年ですっかりレピッシュは矢野のリズムになってる」と。
この日、マグミさんはすごく大きく見えた。
「愛してる、なんて25年前の俺が言うと思ったやろか」は笑えた。
恭一さんのことは「最高の相棒」と。大阪では「最高のギタリストやろ」だった。
「何を考えているかだいたいわかる。
向こうもそうやろと思う。
いろんなものが生える前からの仲やけん。
ポップミュージック研究会に入った時は、(恭一さん自身が)いちばん下手やと思ってたけど」だって。
恭一さんは、何だか神々しかったなー。
無に近い? というか。
この一か月後の杉本恭一&THE DOMINATORSライブのときは、
俺がバンドを引っ張る、みたいな
また印象の異なる男らしさがあって、
その違いが興味深かった。
そして、最後だったかな、
現ちゃんの紹介もあった。
「現ちゃんが見てたら『ちょっとはうまくなったよね』と
言うんやないかな。それで俺も現ちゃんに一言、
『君の曲もなかなかイイんじゃない』」と。
泣けた。
この日は、黒いジャケットに花柄シャツの小さなおじさん=現ちゃんが、TATSUさん側のスピーカーの上あたりで、足を組んで座って
聴きに来ているんじゃないかなー、
なんて気がしていた。「ワダツミの木」あたりから。
そんなこんなが詰まった、ノーカットのライブDVDがもうすぐ見られるなんて楽しみすぎる。
写真は、ライブ後にAXから見えた月。
20周年ライブ後、現ちゃんはAXからの月をぼーっと眺めていたという。