なずなノート

お茶や暮らし、映画、日々の発見をぼつぼつと、ぶつぶつと

そばの効力

 そばのおいしさが分かるようになってきた。

みずみずしい新そばといわれるものを口に含むとほんのり甘く、

まずはそばだけで一口。

続いて、だしの効いた濃いつゆに少しつけて食べる。

口じゅうにそばの淡い香りと味が広がって、うんまーい。

 最後にそば湯を飲んで、しみじみ味わう。

そばとそば湯で、一粒で二度おいしい感じがする。


ちょっと下降ぎみのときに、ていねいに作ったおそばをいただくと

元気になって午後からがんばろう、という気になってくる。

 

何度か行っているお店で、おまけで白和えもつけてもらうと、よりテンションが上がる。

大人のひとはなぜ、そばが好きなんだろう? と思っていたことがあったけど、

その理由が何となく感じられるようになってきた。


少しぜいたくなこともあり、そば屋に行くのはたまの楽しみとして、

多くても月に一回までにとどめている。