なずなノート

お茶や暮らし、映画、日々の発見をぼつぼつと、ぶつぶつと

夏至の夜

 

 夏至の昨日、東を向いて歩いていたら、ビルの壁面に映った

夕焼けがきれいで思わず振り返った。

西の方角を見ると、水色の空にピンクに染まった雲が

なみなみとグラデーションになっていて、足を止めて眺めた。

見たことないけどオーロラみたい、とちょっと思った。

あるいは知っているかんじでいうと、棚田のような。

 ごくたまにしか見られない、美しい夕焼けだった。

 

日没の午後7時15分を過ぎた7時20分ごろの短い出来事。

いちばん昼が長い日の、今年の思い出となった。

 

その後、立ち寄ったスタバでは

「今日はエコの日なので午後8時から照明が暗くなります」と言われた。

午後8時。店内の照明が落とされ、各テーブルに電気の小さなキャンドルが配られた。

とくに夏至の夜を意識していなかったけれど、そんな日なんだと納得。

夜10時以降はスマートフォンの電源を消し、なんちゃってのエコの日とした。