なずなノート

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二度目に訪れた空間、味園ユニバース

 

 二度目に訪れた味園ユニバースは、やはり刺激的だった。

 

今回初めて見つけたのは、まずエジプト壁画のような壁面。

前回も同じところを通ったのに気がつかなかった。

人を待っているときに何げなく目をやった先に、壁画と目があった、気がした。

スマートフォンでは撮影できないほど暗いところに

びっしりと壁画を模した壁があり、びっくり。

 

もう一つ驚いたのは、別の壁面が鏡張りになっていたこと。

曇りひとつなく磨かれた鏡面があり、そこにステージが映るものだから

実物と鏡面の両方でステージを見ることができた。

残念ながら3Dの交差視はできなかったけれど。

 

地下へと続く階段の壁はベルベットのようなふかふかした生地が使われ、

そこから地下へ下りると別世界。

宇宙、あるいは惑星がぶら下がっている光景は初めは異様に感じられるけれど、

徐々に目が慣れてくるのがふしぎ。

 

以前読んだ『月刊ビル特別号 味園愛』では、オーナー自らがアイデアを出し、

自前のスタッフがそれを形にしたという内容を読んだ後では、

この空間のオリジナリティが際立って感じられる。

しかも2015年にちゃんと現役の姿で使われているのがすばらしい。

 訪れるたびに何か発見がありそうで、次の機会には何を見つけるのだろう。

 

前回の魅惑の空間「味園ユニバース」の記事はこちら

 

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