お茶のお稽古も新学期
お茶の先生と話しているときに、先生もまたお茶を習っているのだと教えてもらった。
月に一回、宗匠の会で研鑽を積んでいるのだそう。
教える側ではなく、自分で点前すると見えてくること、
学ぶことが大いにあるのだとも。
「お茶とはこういうもの」と定義できないのがお茶である、
というようなお話を聞いたことがある。
その意味するところはまだつかめないものの、
お稽古に行くと、毎回行ってよかったと思うので、
首の皮一枚でつながっている状態でもよいから
これからも続けていけたらありがたい。
点前中に注意されて一瞬止まると、
今何をしていたのかわからなくなってしまう。
そんな心もとない生徒ではあるが、その時々でお茶に親しんでいけたらと願う
新学期のころである。