人も這い出てくるころ
昨日は夜になっても上着がいらないくらい暖かかった。
冬ごもりの虫が地中から這い出てくるとされる節気「啓蟄(けいちつ)」を過ぎ、
人もわんさか外に出てきているように感じた。
自転車でしばらく走っていると、
駅前や居酒屋の前には、ちょっとした人だかりがいくつもできていた。
地べたに座っている人もいる。
送別会、壮行会、卒業シーズン……。
直接かかわりがなくても、なんとなくそんな気分に便乗できる
季節がやってきた。
きょうは彼岸の入り。寒さは彼岸までとなるか。