なずなノート

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映画『ストックホルムでワルツを』夢のありよう

 スウェーデンでは誰もが知っているという歌姫モニカ・ゼタールンドの、
実話にもとづくサクセスストーリー。

ストックホルムから遠く離れた田舎町・ハーグフォッシュで暮らすモニカは、シングルマザー。
電話交換手の仕事をしながら、時折バスでストックホルムまで行き、
ジャズシンガーとして活動する。

歌で成功し、町を出て娘と二人で暮らすことを夢見るモニカだが、
現実はなかなか厳しい。
ニューヨークで歌うチャンスを得たものの、まったく受けず。
尊敬するシンガーからは
「誰かの真似より自分の気持ちを歌ったら」と、ばっさり核心を突かれる。

英語で歌ってても人まねに過ぎない。
そこでモニカは、まだ誰もやったことないことを思いつく。
(続く)