雨水のころ
暖かい日がやっと来たと思ったら、
次の日には極寒となり身が縮む。そんな思いをしているうちに、
暦の上では春の2つめの節気「雨水(うすい)」が過ぎていた。
少しずつ寒さがゆるむころ。
雪や氷が溶け始め、水が温み、
土が雨を吸って潤う時季。
昨日、夜に降る雨の音を聞きながら、雨水のことを思い出していた。
今年の雨水は2月19日だった。
節気とは関係あるのかないのかわからないけれど、
一週間ほど前から感じていたこと。
それは目のかゆみや鼻のムズムズ感。
気付かないふりをしていたいと思いつつも、
どうやら花粉症の時期もやって来たことを実感する。
こちらはまったく風流でも何でもないけれど、
春のあれこれの一つと思い定めるべきか。