信号待ちしている間もじっとしていられなくて、
体を左右に揺らしたりして気を紛らせてしまった。
「春は名のみ」とは、こんな時期をいうのだろうか。
昼食どき、空は晴れているのに雪がちらつき、
吹きすさぶ寒風に身が凍えた。
外から訪ねてきた人からもらった書類を触ったら、冷たいっ。
朝は晴れていたので自転車通勤したものの、
夜の寒風吹きさらしっぷりに怖じ気づく。
雪が積もる地域では冬には自転車に乗らないと聞くが、
積もらなくても体感温度の限界がある。
今晩も電車に乗って帰宅し、
自転車は好きではあるものの、へなちょこ自転車乗りであることを自覚する。