なずなノート

お茶や暮らし、映画、日々の発見をぼつぼつと、ぶつぶつと

寒さの底

 寒さが底となる大寒のまっただ中。
最低気温0.8度だともっと寒い地域はたくさんあるだろうが、
慣れてない身にはしみる。

自転車を10分、20分、30分と走らせても
寒さは続く。
足先や手先まで温もらず、思いっきりペダルを踏み込めない。

道すがらに見かける人気のバールやカフェも、客はなし。

そんななか震えながらお茶のお稽古に行く。
茶釜の蓋(ふた)を取ったときに
ふわっと立ち上がる湯気を見て、まず目から暖まった。
きょうは寒いから釜をしっかりめに温めておきました、と先生。

寒いからこそ感じられる暖かさもあるのかな、と感じた一月の末。