冬至のころ
「朔旦冬至(さくたんとうじ)」だった。
太陽の中心が冬至点を通過し、北半球では一年中で昼がいちばん短く、
夜がいちばん長くなるころ。
先日、知り合いと話している時、
「冬になると睡眠時間が長くなる気がする」というのを聞いた。
その時は寒いから布団から出たくないからなんじゃないかという結論になった。
しばらくしてテレビで睡眠障害の研究者である先生が話しているのを聞いて、
その感覚は確かなのかと納得するようになった。
その内容はこんな感じ。
「夏、日の長い時は睡眠が短めに、
日が短くなると睡眠時間が長めになる傾向がある」のだと。
そうすると、いちばん日が短い冬至のころは、
いちばん睡眠を長く欲する時期なのかもしれない。
といって言い訳するわけではないが、
よしっと気合いを入れないと、なかなか起きづらい季節ではある。