なずなノート

お茶や暮らし、映画、日々の発見をぼつぼつと、ぶつぶつと

寒露のころ

きょうは二十四節気の「寒露(かんろ)」。

北国では初氷がみられるようになり、

夜が長く、朝晩の冷え込みがはっきりと感じられるころ。

 確かに、晴れた昼間は汗ばむ陽気で、日が陰るとひんやり。

うっかり羽織るものを忘れると風邪を引いてしまいそうな気配がある。

 

しかも今晩は皆既月食

道行く人は見上げたり、指をさしたり。

 虫の声を聞き、初めは小指の爪先ほど、

時間が経つにつれ大きくなっていく月を眺めながら自転車を走らせるのも一興。


二週間ほど前、金沢ではキンモクセイが満開だったけれど、

大阪はまだまだこれから。

それでも椿のつぼみはふくらみはじめ、桜の葉は黄色く色づいてきた。

少しずつ秋は進んでいる模様。

 

きょうは岐阜県中津川のおいしい栗きんとんのお相伴にあずかり、

山里の秋を感じる。この秋、きっと最初で最後の機会なので

しっかり味わわせてもらった。まさに花よりだんご状態である。

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