なずなノート

お茶や暮らし、映画、日々の発見をぼつぼつと、ぶつぶつと

立春のころ

 

 目の前で電車が発車して乗り遅れてしまい、

考えていた予定をあきらめて、午前はさぼる時間とした。

心身ともにぐずぐずで、気が晴れない。

 

大阪城公園近くの駅で降りてコーヒーショップへ行こうとした道すがら、

天気がよくて大阪城も見えて、ふとラジオ体操をしようかと思いついた。

からだのあちこちを伸ばしたくなった。

 

お堀のあたりまで歩いて、春節の時期でもありたくさんの観光客や

ランニングする人たちのじゃまにならない一角で、ラジオ体操第一をやってみる。

一般のランナーだけじゃなくて小学生もゼッケンをつけて走っていて

走る人が途切れないから、ウオーミングアップしているふうでやっていると

誰も目にとめない。

ラジオ体操と、ついでにストレッチしたり深呼吸したりを20〜30分ほど。

 

目を開けると風景が違って見える、ってほどでもないけれど

確かにリフレッシュできて気分が新たになった。

 

たまには虫干しみたいな感じで太陽を浴びるのも必要だなあ、と思った立春のころ。

 

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