京都岡崎 蔦屋書店に行ってみた
京都会館の改修工事が終わり、「ロームシアター京都」がオープンした。
ちょうどオープン日の1月10日(日)に京都にいて、
「今日オープンしたから見に行ってみたら」と教えていただいたので、出かけてみた。
京都会館はもともと建築家・前川國男が設計し、1960年(昭和35)年に開館。
外観はもとの姿をとどめている。
こけら落とし公演が行われているであろう
ロームシアター京都には入場できないので、
同じ日に開店した、敷地内の「京都岡崎 蔦屋書店」を訪れた。
一歩入ると、ものすごい数の人が集まっていて、回遊するのは断念。
京都にまつわる書籍や工芸品が展示されていたり、
3階のサロンではアートブックなども閲覧できるようになっていて、
また改めてゆっくり訪れることにした。
この施設ができることで、人の流れがかわるのは興味ぶかい。
建物の前で、ご近所とおぼしきご婦人が話しているのを小耳にはさんだ。
「クロスワードが好きで、いつも雑誌を買いに
わざわざ河原町まで行ってたんやけど、本屋が近くにできてよかった!
そう思ったら、クロスワードの雑誌は置いてないそう。
おしゃれな本ばっかりのお店みたい」とのこと。
なるほど。おしゃれってちょっと不便かも。
一週間後に再訪したら、舞妓さんや芸妓さんが
続々とホールに入場する光景を見かけた。
本屋さんで芸妓さんが本を眺めている様子なんかも
拝見できて、ちょっとお得な気分。