お茶のお稽古で学ぶ断片
お茶のお稽古ではお点前をして、「そこ違う」というところを
先生が教えてくださる。
といっても、すべての動きについて言うわけではない。
何かポイントになるところを毎回教えてもらっている。
お茶の楽しみを教えてくれた本
『日に是好日 お茶が教えてくれた15のしあわせ』に、
それがなぜなのかを学んだ。
いわく、先生は生徒のために必要な情報を一度に全部伝えるわけではない。
一人ひとりがなにが理解できるのかをその時々で判断し、
生徒を育てているのだそう。
今回指摘されたのは、手を床につく姿勢だった。
これまで特に気にしたことがなかったので意外な指摘であったが、
何気なく行っていたことも少しは興味をもてるようになった。