絵本『ぐりとぐら』は203刷
ちいさい女の子へのプレゼントに『ぐりとぐら』を買った。
青と赤の帽子と服がトレードマークの野ねずみが登場する、あの絵本である。
ふと奥付を見る。
1963年に出版され、2014年10月でなんと203刷。
51年の長い間、ずーっと読み継がれてきたことがわかる。
『ぐりとぐら』シリーズ全7作品の累計発行部数は2400万部を超え、
アジアやヨーロッパの言語に翻訳されているという。すごい!
ぱらぱらとページをめくると、やっぱり楽しい。
とくに大きなカステラを焼き、たくさんの動物、
うさぎやぞうさんやワニ、カメ、カニ……、
みんなが集まって食べるシーンは、わくわくする。
絵本『ちびくろ・さんぼ』の、虎がぐるぐる回ってできたバターね作るホットケーキや、
アニメかトムとジェリー』のチーズなどなど。
目にするといつでも食べたくなるのは、子どもの時分から変わらず。
まあるくて黄色い食べ物は、いつでもどこでも人気な鉄板メニューなのかなと思えてくる。
11月に発売された『ぐりとぐら』切手は、残念ながら出遅れて手に入らなかったけど。
まだまだ人気ぶりを実感した。