街なかの息継ぎスポット 藤田邸跡公園
こんな立派な門をくぐると、すてきな公園が広がっている。
街なかで見つけたオアシス。深呼吸して息継ぎができる場所。
思いどおりにいかないことばっかりで、やさぐれぎみの午前に、
サボりに、いや、ひとときの憩いを求めて訪れた。
藤田邸跡公園。
大阪経済の祖とされる藤田伝三郎男爵の旧邸の一部で、
今は大阪市が管理している模様。
門をくぐると緑が目に入る。きょうは雲ひとつない真っ青な空!
藤棚の下にある縁台に一瞬だけ、
大の字ともいかず、少し遠慮がちに小の字に寝転がり、
竹の格子と藤の葉っぱ越しに空を見る。
名も知らない鳥がたくさんやって来て、その鳴き声を聞いているだけで
どこか遠くに来た心地に。
鳥の声のアナウンスの方が親しんできた身としては、かえって新鮮だ。
ちょっとの時間、縁台に座ってぼーっとして
心身ともに深呼吸したら、さあ自転車で仕事に向かおう。
藤田邸跡公園は、午前10時から午後4時まで開園。入園無料。
入場無料で有り難い。せいぜい藤田美術館を訪れて還元したいところだ。
門を入ったら、こんな感じ。緑が生い茂る。
広々した芝生は邸宅跡か。広いっ。
藤棚を支える竹の格子から見上げた空。
ツワブキがちょうど見頃に。
茶室につづく露地のような。詳細は不明。