朝、大きな木々がそびえる公園近くを自転車で走っていたら、
耳が反応した。
セミの鳴き声だ。
シーシーとか細く、まだ群れではない。
今日から七月。
明日は雑節の半夏生(はんげしょう)。
夏至から11目にあたり、梅雨が明けはじめ、田植えを終えるころとされる。
沖縄では早くも梅雨が明けたが、ほかの地域ではまだまだこれから。
暦を知ってか知らずか、自分にとってのセミの初鳴きに出会えた朔日(ついたち)である。
うるさいほどのセミの鳴き声のシャワーを浴びる日ももうすぐ。
着実に夏は進んでいる。
と同時に、酷暑の夏本番もまもなく。
自転車に乗る覚悟が試される時期がまたやって来るのだなあ。
画像は、先日京都の御池通で見つけた、白いアナベル。