本で見て気になっていた花に、植物園で出合った。
ヤマアジサイ。多く出回っているアジサイ、ガクアジサイ
よりも全体に小ぶりなのが特徴。
日本に自生しているもので、いま販売されている園芸品種は、
野生から見いだされた変わりものや、野生種を改良したものだそう。
初めて目にしたヤマアジサイは、ふつうのアジサイよりも
一回りほど小さく、スマートでシュシュッとしている印象。
野趣に富むというのか。
下の画像、星形の花が咲くのは「七段花(しちだんか)」。
江戸時代末期に来日した医師シーボルトによる著作
『日本植物誌』にも描かれている品種。日本では絶滅したとされていたのが
昭和30年に兵庫県の六甲山系で発見されたのだそう。本の受け売りだけど。
可憐な花できれい↓ 咲くやこの花館の高山植物室で見つけた。
こちらは、ふつうのアジサイ。今年もきれいに咲きました。