ホールに捧げるお賽銭〜ゴンチチのコンサート〜
ひと月前に聞きに行った、ゴンチチのアコースティックコンサートで
印象に残ったひとコマ。
ソプラノギター…だったかな、に持ちかえたゴンサレス三上さんが、
試し弾きというには長すぎるほど
しばらくの間、音を奏でていた。
ひと段落したところで、チチ松村さんが
「どうしたんですか、三上さん」と、合いの手を入れる。
すると三上さん、「このホールに捧げるお賽銭(さいせん)みたいな感じ」と答えた。
なるほど。
よい音を響かせてくれるホールに
感謝の気持ちを込めて演奏したくなったのかな。
何だか納得。
「お賽銭」という軽やかさが、いいね。
この日は、当日券を購入したんだけど、
それも「お賽銭」の心意気に通じるかなと。
その経緯は、こんな感じ。
「世界の快適音楽セレクション」をその日も聞いていた。
ウェブでアコースティックコンサートがあることを知り、
生の演奏を聞きたい気持ちとともに、
ふだんラジオを楽しませていただいている彼らに対して、
何か還元できることはないかな。
あ、それならコンサートに行ってみようかなと思った次第。
軽い気持ちで行って、じゅうぶん楽しませてもらった。
「お賽銭」くらいのスタンスで、
できることっていろいろありそうだ。